糸リフトはどこがいい?後悔しないクリニックの選び方7つのポイントと、カウンセリングで聞くことを医師が解説

糸リフトはどこがいい?クリニックの選び方

「糸リフトって、結局どこがいいんでしょうか。調べれば調べるほど、分からなくなってしまって」

「安いところと高いところで、1本の値段がずいぶん違いますよね。何が違うんですか」

「上手い先生って、どうやって見分ければいいんでしょう。写真がたくさん載っているところなら安心ですか」

糸リフトのカウンセリングで、施術そのものの質問より先に、こうした言葉をいただくことがあります。「糸リフト おすすめ」「糸リフト どこがいい」と検索しても、出てくる情報は多すぎる。しかも、書いてあることが少しずつ違う。迷うのは当たり前です。

先に結論をお伝えします。糸リフトのクリニックは、値段の安さや本数の多さだけで選ばないでください。見るところは「説明の中身」です。誰が診るのか、本数に理由があるか、痛みへの配慮、糸の素材と承認の状況、リスクと限界の説明、料金の出し方、術後の相談先。この7つをカウンセリングで確かめれば、自分に合うかどうかはかなり見えてきます。

この記事では、アルモナクリニック(東京・市ヶ谷)の医師が、糸リフトのクリニックを選ぶ7つのポイントと、カウンセリングでそのまま使える質問文をお話しします。特定のクリニックの名前を挙げたり、順位をつけたりはしません。お伝えするのは「選ぶ基準」と、その基準に当院がどう答えているかという事実だけです。なお、当院の糸リフトで使う糸は、国内では未承認の医療機器です(詳しくは記事の最後に記載しています)。

この記事でわかること
  • 糸リフトのクリニックを選ぶ7つのポイントと、それぞれが大事な理由
  • カウンセリングでそのまま使える質問文
  • 症例写真の見方、「本数が多いほど良い」とは限らない理由、見積もりの見方
  • 7つのポイントに対する、アルモナクリニックの答え
  • カウンセリング当日の持ち物と準備
  • 「東京でどこがいい?」と迷ったときの考え方
この記事の監修者

アルモナクリニック院長

Itsuki Nakayama

中山 樹
切らない美容医療で、あなたの魅力を引き出します

▼資格
美容外科学会員
内科学会員
産業医
日本救急医学会ICLSプロバイダー
アメリカ心臓病学会BLSプロバイダー
アラガン社ヒアルロン酸認定医
アラガン社ボトックス認定医
テストステロン治療認定医
厚労省指定オンライン診療研修

▼学会発表
国際学会 IMCAS China 2026(上海)にて口演発表 2026年8月

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美容医療のプロ
目次

糸リフトはどこがいい?「おすすめ」を探す前に知っておきたいこと

糸リフトは、返し(コグ:バラの棘のような小さな突起)のついた溶ける糸を皮下脂肪層に入れ、下がった組織を引き上げる施術です。切らずに受けられ、所要時間も短い。だからこそ、扱うクリニックの数も多くなりました。

ただ、同じ「糸リフト」という名前でも、中身はそろっていません。糸の素材、本数の考え方、麻酔のしかた、料金の出し方。どれもクリニックによって違います。1本あたりの値段だけを横に並べても、比べたことにはならないのです。

そしてもう1つ。糸リフトは、糸を入れる場所・向き・本数を医師が決める施術です。同じ糸を使っても、たるみの見立てとデザインによって仕上がりは変わります。つまり「どこで受けるか」は、突きつめると「誰が、どんな考えで、どう説明してくれるか」という話になります。

「おすすめのクリニック」は、人によって違います。たるみの状態も、予算も、通える範囲も違うからです。誰かにとっての正解が、あなたの正解とは限らない。そこでこの記事では、名前ではなく「ものさし」をお渡しします。次の7つです。

糸リフトのクリニックの選び方を、担当医・本数の理由・麻酔・糸の素材と承認・リスク・料金・術後の相談先の7項目で確かめるチェックリスト
  1. 誰がカウンセリングと施術をするか
  2. 本数と入れる場所の説明に、理由があるか
  3. 痛み・麻酔への配慮があるか
  4. 使う糸の素材と、承認の状況を説明してくれるか
  5. リスクと「糸では足りないケース」を話してくれるか
  6. 料金の出し方が分かりやすいか
  7. 術後の相談先があるか

医師としての判断を1つ。クリニック選びで迷っている方には、「いちばん良いところを探す」より「自分の質問にきちんと答えてくれるところを探す」ほうが近道だとお話ししています。評判は人から借りたものさし。質問への答えは、ご自分で確かめられるものさしです。後者のほうが、受けたあとの納得につながりやすい。

アルモナクリニック(東京都 市ヶ谷)は「切らない美容医療」の専門院です。

・元に戻せないのは不安・・・
・ダウンタイムが怖い・・・
・周りにバレたくない・・・

など、メスを使った施術に不安感があり、もっと気軽に美容医療を試したい方に多く選ばれております。症例豊富な医師が、無料カウンセリングから当日の施術まで担当し、あなたのご不安やお悩みを丁寧にお伺いいたします。

後悔しない糸リフトのクリニックの選び方|7つのポイント

7つのポイントを、「なぜ大事か」と「カウンセリングでの聞き方」に分けて見ていきます。質問文は、そのまま読み上げていただいてかまいません。

1. 誰がカウンセリングと施術をするか

なぜ大事か。糸リフトの出発点は、たるみの見立てです。頬のどこが下がっているのか、糸で支えられる範囲なのか。ここを判断できるのは医師です。本数や費用の話が、医師の診察より先に決まっていく流れだと、見立てと提案がかみ合わないことがあります。

担当する医師の名前が分かるかどうかも、確かめておきたい点。誰が施術をするのかが当日まで分からないより、事前に分かっているほうが落ち着いて受けられます。

聞き方:「カウンセリングは医師の方がしてくださいますか。当日の施術は、どの先生が担当されますか」

2. 本数と入れる場所の説明に、理由があるか

なぜ大事か。糸は、通したラインに沿って組織を引き上げます。フェイスラインを狙った糸と、ほうれい線の上の頬を狙った糸では、入れる向きが違う。ですから「何本」だけでなく、「どこに、どの向きで、なぜその本数なのか」までがセットで説明されているかを見てください。

「みなさんこの本数です」という答えより、「あなたの場合は、ここが下がっているのでこの向きに何本」という答えのほうが、信頼できます。本数に理由があるかどうか。これが7つの中でも、医師の考え方がもっとも表れるところです。

聞き方:「私の場合、何本を、どこに、どの向きで入れますか。その本数にする理由も教えてください」

3. 痛み・麻酔への配慮があるか

なぜ大事か。顔に糸を入れると聞けば、痛みが心配になるのは自然なこと。痛みの感じ方には個人差があり、まったく感じないと約束できる施術ではありません。大切なのは、どんな麻酔を使うのか、その費用は料金に入っているのか、痛みを抑えるためにどんな工夫をしているのかを、前もって説明してもらえるかどうかです。

麻酔代が別料金のこともあります。金額そのものより、あとから知って驚くことのないよう、先に聞いておくと安心です。

聞き方:「麻酔は何を使いますか。麻酔代は料金に含まれていますか。痛みが心配なのですが、どんな配慮をしていただけますか」

4. 使う糸の素材と、承認の状況を説明してくれるか

なぜ大事か。溶ける糸には、PDO・PCL・PLLAなどいくつかの素材があり、体に残る期間や硬さが異なります。自分の顔に入るものが何でできているのか。知っておく権利があります。素材ごとの一般的な違いは糸リフトとは?糸の種類の記事にまとめました。

もう1つ、あまり知られていない視点があります。糸リフト用の糸について、当院が確認した範囲では、国内で承認された同じ性能の糸はありません。当院が使っている糸も、国内では未承認の医療機器です。未承認の医療機器を使う場合は、そのこと、入手の経路、万一のときに公的な救済制度の対象にならないことなどを、きちんと伝える必要があります。

すべてのクリニックの糸が未承認だと言い切ることはできません。ただ、使う糸が承認されたものかどうか、未承認ならその説明があるかどうかは、「言いにくいことも伝えてくれるクリニックか」を見分ける材料になります。

聞き方:「使う糸の素材は何ですか。国内で承認されている糸でしょうか。未承認の場合、どんな点を知っておけばよいですか」

5. リスクと「糸では足りないケース」を話してくれるか

なぜ大事か。糸リフトは万能ではありません。たるみが重い方は、切るフェイスリフトのほうが向いています。溝そのものが気になる方には、ヒアルロン酸のほうが合うこともある。「あなたの場合、糸では足りません」と言ってもらえるかどうかは、とても大きな判断材料です。

腫れや内出血、ひきつれといった術後の経過や、まれに起こる副作用についても同じ。良い面だけでなく、起こりうることと、起きたときの対応まで聞けると安心できます。

聞き方:「私のたるみは、糸リフトで足りるでしょうか。足りない場合は、どんな方法がありますか。起こりうる副作用と、起きたときの対応も教えてください」

6. 料金の出し方が分かりやすいか

なぜ大事か。糸リフトの料金は「1本いくら」で示されることが多いものの、総額は本数で大きく変わります。さらに、麻酔代やそのほかの費用が別にかかるかどうかで、最終的な金額は違ってくる。広告の数字だけでは、自分の場合の総額は分かりません。

見ていただきたいのは、「1本の単価×本数+それ以外にかかる費用」が、紙や画面ではっきり示されるかです。総額だけを告げられるより、内訳が見えるほうが比べやすくなります。

聞き方:「総額はいくらになりますか。1本あたりの値段、麻酔代、そのほかにかかる費用を、分けて教えてください」

7. 術後の相談先があるか

なぜ大事か。糸リフトの術後には、腫れ、内出血、つっぱりといった経過があります。多くは一時的なものですが、渦中にいると「これは普通なのかな」と不安になるもの。そのとき、どこに、どうやって聞けばいいかが決まっているかどうかで、気持ちの負担がまるで違います。

術後の経過そのものは糸リフトのダウンタイムと失敗・後悔を避けるポイントで日ごとにお話ししました。ここでは「相談の窓口があるか」だけ覚えておいてください。

聞き方:「術後に気になることが出てきたら、どこに、どうやって連絡すればよいですか。診てもらうことはできますか」

医師としての考えを1つ。7つのうち、どれか1つでも答えがあいまいだったら、その場で決めなくてかまいません。「今日決めれば」という話より、持ち帰って考える時間のほうが、ずっと価値があります。

糸リフトのカウンセリングで聞くこと|そのまま使える質問リスト

カウンセリングの場では、緊張して聞きたかったことを忘れてしまいがちです。そこで、7つのポイントを質問の形にまとめました。スマートフォンに保存して、画面を見ながら聞いていただいて大丈夫。医師にそのまま見せてくださってもかまいません。

糸リフトのカウンセリングでそのまま使える7つの質問を、担当医・本数と場所・麻酔・糸・リスク・料金・術後の順に並べた質問リスト
ポイントそのまま使える質問答えで見るところ
1. 誰がカウンセリングは医師の方ですか。施術はどの先生が担当されますか医師が診て話してくれるか。担当医が分かるか
2. 本数と場所何本を、どこに、どの向きで入れますか。理由も教えてください自分の顔に合わせた理由があるか
3. 痛み・麻酔麻酔は何を使いますか。麻酔代は含まれていますか麻酔の種類と費用がはっきりしているか
4. 糸糸の素材は何ですか。国内で承認されている糸ですか素材と承認の状況を隠さず話してくれるか
5. リスクと限界私のたるみは糸で足りますか。副作用と対応も教えてください足りない場合や副作用にも触れてくれるか
6. 料金総額はいくらですか。単価・麻酔代・ほかの費用を分けて教えてください内訳が見えるか
7. 術後術後に気になることが出たら、どこに連絡すればよいですか相談の方法が決まっているか

「こんなに聞いたら、失礼ではないでしょうか」と心配される方がいます。心配はいりません。聞かれて困る質問は、この中に1つもないからです。むしろ、質問を用意してきてくださる方のほうが、こちらも必要な説明を過不足なくお伝えしやすくなります。

答えを聞くときのコツも、少しだけ。

  • 「大丈夫ですよ」だけで終わらないか:理由や数字、期間が添えられていると判断しやすい
  • 分からない言葉を言い直してくれるか:専門用語のまま進まず、かみくだいてくれるか
  • 「向いていない点」にも触れるか:良い面と気をつける面の両方が出てくるか
  • 考える時間をくれるか:その日のうちに決めなくてもよい雰囲気があるか

ここで医師としての判断を1つ。「上手い先生」を外から見分ける決定的な方法は、残念ながらありません。けれども、質問に対する答えが具体的かどうかは、誰にでも確かめられます。自分の顔のどこを見て、なぜその本数なのかを言葉にできる医師は、施術の前にきちんとデザインを考えている。私はそう考えています。

症例写真・本数・見積もりの見方|数字や写真だけで決めない

クリニックを比べるとき、目に入りやすいのは写真と数字です。どちらも参考になります。ただ、見方を知らないと、かえって迷いのもとになる。一般的な考え方として整理します。

「症例写真が多い=上手い」とは限らない

写真の枚数が多いことは、経験を知る手がかりの1つにはなります。けれども、枚数だけで技術は測れません。写真は、撮り方しだいで印象が大きく変わるからです。見るときは、次の点を確かめてみてください。

見るところ確かめたいこと
撮影の条件施術の前と後で、光の当たり方・顔の角度・表情・メイクや髪型がそろっているか。あごを少し引くだけでもフェイスラインの見え方は変わる
撮影の時期施術の直後なのか、1か月後なのか、半年後なのか。糸リフトは直後に引き上がりを感じやすい施術なので、「いつの写真か」が大切
本数と費用何本入れた結果で、いくらかかったのかが書かれているか。本数が分からないと、自分の場合に置きかえられない
リスクの記載主な副作用やダウンタイムが、写真のそばに書かれているか
自分との近さ年代やたるみの程度が自分に近いか。条件が違う方の結果は、そのまま当てはまらない

医療広告の決まりでも、施術の前後の写真には、治療の内容・費用・主なリスクなどの説明を添えることが求められています。写真だけが並んでいて説明が見当たらない場合は、写真の印象より、カウンセリングでの説明を重く見てください。そして、写真はあくまで他の方の結果。効果や経過には個人差があります。

「本数が多いほど良い」ではない

本数を増やせば、支える力は増します。とはいえ、多ければ多いほど良いという単純な話ではありません。必要な本数は、引き上げたい部位と、たるみの程度で決まるものだからです。

当院の場合、最低でも左右3本ずつからのご案内で、左右3〜6本ずつが一般的な範囲。最終的な本数は、診察で医師が決めます。少なすぎれば変化を感じにくく、必要以上に多ければ費用と体への負担が増える。そのあいだの「ちょうどよいところ」を探すのが医師の仕事です。部位ごとの目安は糸リフトの効果の持続と本数の記事で詳しくお話ししました。

安すぎる・高すぎる見積もりの見方

見積もりを見るときは、総額の大小より先に、中身を分けて考えてみてください。

  • 思ったより安いとき:その金額は何本分か。麻酔代やそのほかの費用は入っているか。広告の値段と、実際に提案された内容が同じものか
  • 思ったより高いとき:本数はなぜその数なのか。ほかの施術が一緒に入っていないか。入っているなら、それは自分の悩みに必要なものか
  • どちらの場合も:「1本の単価×本数+そのほかの費用」に分けて、紙や画面で示してもらう

安いこと、高いこと自体が悪いわけではありません。理由が説明されていれば、どちらも納得して選べます。糸リフトの値段の考え方は糸リフトの値段の記事にまとめていますので、あわせてご覧ください。

医師としての判断を1つ。見積もりを2つ3つ比べるなら、総額ではなく「本数と、その理由」を並べてみることをおすすめします。同じ顔を診て、提案される本数が大きく違うことは珍しくありません。そのとき納得できるのは、たいてい、理由をいちばん具体的に話してくれた提案です。

7つのポイントに、アルモナクリニックはどう答えているか

基準をお伝えした以上、当院自身がその基準にどう答えているのかも書いておきます。他院と比べてどうこうという話ではありません。当院の事実を、そのまま並べます。

クリニック選びの7つのポイントに対するアルモナクリニックの答えをまとめた一覧表(医師がカウンセリング、麻酔無料、1本30,000円、LINE相談など)
ポイントアルモナクリニックの答え
1. 誰がカウンセリングは医師が行い、その医師がそのまま施術も担当する。糸リフトの担当は、院長・梅木医師・山本医師
2. 本数と場所最低でも左右3本ずつから。左右3〜6本ずつが一般的。引き上げたい部位に合わせ、最終的には診察で医師が決める
3. 痛み・麻酔笑気麻酔と局所麻酔の併用が基本で、麻酔代は無料。麻酔のしかた、糸の入れ方、針の選び方を工夫して、痛みを抑えている
4. 糸溶ける糸「New PCL」(PCLとPLAを合わせた素材)のコグ糸。国内では未承認の医療機器であることを明記している
5. リスクと限界たるみが重い方には、切るフェイスリフトのほうが向くとお伝えする(当院では行っていない)。肌のゆるみが気になる方には、サーマジェンとの併用を提案することがある
6. 料金1本30,000円、モニター価格1本25,000円(税込)。本数×単価で計算し、麻酔代などの追加費用はかからない
7. 術後術後はLINEで相談できる。デザインの段階で左右差を確認する。トラブルのときは診察で対応を判断する

当院の糸リフト「アルモナリフト」の基本

当院の糸リフトは「アルモナリフト」という名前でご案内しています。返しのついた溶ける糸を皮下脂肪層に入れ、たるみを物理的に引き上げる施術で、所要時間は約20分。糸はもみあげの後ろあたりから入れるため、傷は目立ちにくい位置になります。公的医療保険が使えない自由診療です。

  • 料金(税込):1本30,000円。モニター価格は1本25,000円
  • 費用の例:左右3本ずつ(計6本)で180,000円、モニター価格なら150,000円
  • 本数の目安:フェイスライン・頬、ほうれい線、マリオネットラインはそれぞれ左右3本ずつ。あご下・首は左右2本ずつ
  • 麻酔:笑気麻酔と局所麻酔の併用が基本。麻酔代はかからない
  • 担当:院長・梅木医師・山本医師
  • 術後:気になることはLINEで相談できる

モニター価格の条件は、カウンセリングでおたずねください。効果の目安は、リフトアップが半年〜1年程度、たるみ予防が1年半〜2年半程度で、個人差があります。

「言いにくいこと」を先にお伝えする理由

当院のコラムでは、糸が国内未承認の医療機器であることを、記事の最後に毎回書いています。読んで不安になる方もいるかもしれません。それでも書くのは、知ったうえで選んでいただくことが、医療の基本だと考えているからです。

「糸では足りない」とお伝えするのも同じ理由。たるみが重い方に糸をお入れしても、ご期待に届かないことがあります。当院は切るフェイスリフトを行っていないので、その場合は「当院の治療では足りません」とそのままお話しします。一方で、肌のゆるみやハリの低下が気になる方には、熱で引き締めるサーマジェンとの併用をご提案することがあります。院長がおすすめしている組み合わせです。

院長は、昔の糸リフトにあった「痛い・腫れる・不自然」というイメージは変わってきた、と考えています。糸の素材や入れ方が変わり、痛みへの配慮の方法も増えました。だからこそ、良い面だけでなく限界も含めてお話しできる。それが、いまの糸リフトとの付き合い方だと思っています。

医師としての考えを1つ。この表は「当院が良い」と言うためのものではありません。ほかのクリニックで話を聞くときにも、同じ7つを同じ順番で聞いてみてください。並べてみて、ご自分がいちばん納得できたところを選ぶ。それがいちばん後悔の少ない選び方です。

アルモナクリニックの糸リフト症例写真

当院で糸リフト(アルモナリフト)を受けた方の症例です。施術の内容・料金・主なリスクは、それぞれの写真の下にも記載しています。

症例1|ほうれい線・フェイスライン(術後1か月)

糸リフト(アルモナリフト)とヒアルロン酸の症例写真。術前と術後1か月(メイク有)の、ほうれい線とフェイスラインの比較

施術名:アルモナリフト(糸リフト)+ヒアルロン酸/写真:上が術前、下が術後1か月(メイク有)/施術の説明:医療用の溶ける糸でたるみを改善するリフトアップ治療です。/副作用(リスク):痛み・内出血・腫れ・アレルギー・感染・異物感・ひきつれ・凸凹等/価格:[極細針・麻酔・処方薬すべて込み]1本25,000円〜30,000円(税込)

症例2|頬のたるみ・ほうれい線(術後1か月)

糸リフト(アルモナリフト)とヒアルロン酸2本の症例写真。術前と術後1か月の、頬のたるみとほうれい線の比較

施術名:アルモナリフト(糸リフト)+ヒアルロン酸2本/写真:上が術前、下が術後1か月/施術の説明:医療用の溶ける糸でたるみを改善するリフトアップ治療です。/副作用(リスク):痛み・内出血・腫れ・アレルギー・感染・異物感・ひきつれ・凸凹等/価格:[極細針・麻酔・処方薬すべて込み]1本25,000円〜30,000円(税込)

症例3|ほうれい線(糸リフトとヒアルロン酸のセット・術後1か月)

ほうれい線強力改善セット(アルモナリフト・ヒアルロン酸)の症例写真。施術前後のほうれい線の比較

施術名:ほうれい線強力改善セット(アルモナリフト・ヒアルロン酸)/写真:上が施術前、下が施術後1か月/施術の説明:医療用の溶ける糸とヒアルロン酸を使用して、ほうれい線を薄くする治療です。/副作用(リスク):痛み・腫れ・内出血・違和感・感染・アレルギー・血管塞栓等/価格:[極細針・麻酔・技術料すべて込み]168,000円〜198,000円(税込)

ほかの症例は糸リフト(アルモナリフト)の症例写真のページにまとめています。

※いずれも公的医療保険が使えない自由診療です。効果や経過には個人差があります。必要な本数や組み合わせは、診察で医師がご提案します。

カウンセリング当日の持ち物と準備

カウンセリングの時間を有効に使うために、用意しておくとよいものがあります。難しい準備はいりません。

用意するものなぜ役に立つか
気になる部分が分かる写真夕方の顔、横顔、笑ったときなど「ここが気になる」という瞬間の写真があると、悩みが伝わりやすい。数年前の写真も、変化を知る手がかりになる
これまでの施術の記録糸リフト、ヒアルロン酸、ボトックス、レーザーなど。いつ、どこに、何を受けたか。同じ部位の糸リフトは3か月以上あける必要がある
飲んでいる薬の情報お薬手帳があると確実。血液をさらさらにする薬(抗凝固薬)、ステロイド、精神系の薬を服用中の方は、注意が必要
体質・持病のメモケロイド体質、アレルギー、治療中の病気、妊娠・授乳中または妊娠の予定
この先の予定大事な予定、歯科治療、パーマ・染髪、旅行や運動の予定。術後に控えることと重ならないかを確かめる
質問のメモこの記事の7つの質問。スマートフォンの画面のままで大丈夫

薬については、とくに正確にお伝えください。抗凝固薬やステロイドなどを飲んでいる方は、医師の判断で施術を見合わせることがあります。ご自分の判断で薬を止めてから来院する、ということはなさらないでください。止めてよいかどうかは、その薬を出している主治医が決めることです。

予定の確認も大切。当院の場合、術後1週間は激しい運動・長時間の入浴・サウナ・過度の飲酒を、1か月はパーマ・染髪・歯科治療・顔のレーザーを控えていただきます。腫れや内出血は2〜7日ほどで、メイクやマスクで隠せる程度のことが多いものの、大事な予定の直前は避けたほうが落ち着いて過ごせます。

医師としての判断を1つ。持ち物の中でいちばん役に立つのは、実は「どうなりたいか」をひとことで言える準備です。「フェイスラインをすっきりさせたい」「口の横のもたつきが気になる」。この一文があるだけで、診察の精度が上がります。うまく言葉にならなければ、気になる写真を指さしていただくだけで十分です。

東京で糸リフトを受けるならどこがいい?通いやすさも基準になる

「糸リフト 東京 おすすめ」と調べる方も多いでしょう。東京にはクリニックがたくさんあり、選択肢が多いぶん迷いやすい地域です。ここでも、名前の前に基準を1つ足してください。通いやすさ、つまり「術後に相談しやすい距離かどうか」です。

糸リフトは、受けた日で終わりではありません。術後しばらくは経過を見る時期があり、気になることが出てくれば診てもらいたくなる。そのとき、自宅や職場から無理なく行ける場所にあるかどうかは、思った以上に効いてきます。次の施術の目安は1〜2年ごと。長く付き合うことも考えると、なおさらです。

  • 自宅や職場から、無理なく通える場所にあるか
  • 気になることが出たとき、来院する前に相談できる方法があるか
  • 同じ医師に、続けて診てもらえるか

遠くの評判のよいクリニックへ行くこと自体は、もちろん1つの選択です。その場合は、術後の相談を電話やメッセージで受けてもらえるかを、先に確かめておくと安心できます。

アルモナクリニックは、東京・市ヶ谷にあります。術後のご相談はLINEでお受けしていますので、「これは来院したほうがいいのかな」と迷う段階でも、まずメッセージをいただければ大丈夫です。

医師としての考えです。距離は、技術や料金に比べると地味な基準に見えます。けれども、術後に「聞きたいのに聞けない」まま数日を過ごすのは、想像よりつらいもの。相談のしやすさは、仕上がりへの納得感にもつながると感じています。

選ぶ前に知っておきたい、糸リフトのリスクと副作用

どのクリニックで受けるとしても、糸リフトには起こりうることがあります。先に知っておけば、カウンセリングでの説明が十分かどうかも判断しやすくなります。

  • よくある経過:腫れ・内出血(2〜7日ほど)、痛み(1週間ほど。ピークは術後3日ごろ)、ひきつれ・つっぱり・一時的なしわ寄り(1か月ほどでなじむ)
  • まれな副作用:ひきつれ、凸凹感、左右差、血腫、感染、アレルギー
  • とてもまれな副作用:耳下腺損傷、神経損傷、血流障害

並べると心配になるかもしれません。ただ、糸リフトの報告を広く集めた研究(Pham 2021。59の論文、14,222人)では、重い合併症はまれで、ほとんどは一時的で自然におさまるものだったとまとめられています。当院の糸そのものを調べた研究ではありませんが、溶ける糸の施術全体の傾向として、参考になる数字です。

効果や経過には個人差があります。強い痛みが続くとき、内出血がひどいときは、様子を見ずにすぐご連絡ください。当院では、トラブルのときは診察をしたうえで対応を判断します。

また、次の方は糸リフトを受けられないか、医師の判断で見合わせることがあります。施術部位に感染がある方、ケロイド体質の方、同じ部位への施術から3か月たっていない方、抗凝固薬・ステロイド・精神系の薬を服用中の方、重い病気のある方、妊娠中・授乳中・妊娠の予定がある方です。

医師としての判断を1つ。リスクの説明は、こわがらせるためのものではありません。「起こりうること」と「そのときどうするか」をセットで知っておけば、術後に小さな変化があっても慌てずに済みます。リスクの話を丁寧にしてくれるクリニックは、術後の対応も丁寧であることが多い。これは、選ぶときの目安にしていただいてよいと思います。

糸リフトのクリニック選びについてよくある質問

糸リフトはどこがいいか、何を基準に選べばよいですか?

値段や本数の多さだけでなく、説明の中身で選ぶことをおすすめします。誰がカウンセリングと施術をするか、本数と入れる場所に理由があるか、痛み・麻酔への配慮、糸の素材と承認の状況、リスクと糸では足りないケースの説明、料金の出し方、術後の相談先。この7つをカウンセリングで確かめてみてください。

糸リフトが上手い先生は、どうやって見分けられますか?

外から確実に見分ける方法はありません。ただ、「私の場合、何本を、どこに、どの向きで入れますか。理由も教えてください」と聞いたときの答えが具体的かどうかは、ご自分で確かめられます。顔のどこを見て、なぜその本数なのかを説明できるかが1つの目安です。

症例写真が多いクリニックなら安心ですか?

枚数は経験を知る手がかりの1つですが、それだけでは判断できません。施術の前後で光や角度がそろっているか、いつ撮った写真か、本数・費用・リスクが書かれているかを確かめてください。写真は他の方の結果であり、効果には個人差があります。

糸リフトのカウンセリングでは、何を聞けばよいですか?

担当する医師、本数と入れる場所とその理由、麻酔の種類と費用、糸の素材と国内での承認の状況、自分のたるみが糸で足りるか、副作用と対応、総額と内訳、術後の連絡先の7点です。メモを見ながら聞いていただいてかまいません。その日のうちに決めず、持ち帰って考えても大丈夫です。

アルモナクリニックの糸リフトは、誰が担当し、料金はいくらですか?

カウンセリングは医師が行い、担当は院長・梅木医師・山本医師です。料金は1本30,000円、モニター価格は1本25,000円(税込・自由診療)で、本数×単価で計算します。左右3本ずつ(計6本)なら180,000円、モニター価格で150,000円が目安です。笑気麻酔と局所麻酔の併用が基本で、麻酔代はかかりません。本数は診察で医師が決めます。

まとめ|糸リフトは「説明の中身」でクリニックを選ぶ

  • 糸リフトのクリニックは、値段の安さや本数の多さだけで選ばない。見るのは説明の中身
  • 確かめるのは7つ。誰が診るか、本数の理由、痛みへの配慮、糸の素材と承認、リスクと限界、料金の出し方、術後の相談先
  • 使う糸が国内で承認されたものか、未承認ならその説明があるかも判断材料になる
  • 症例写真は、撮影の条件・時期・本数と費用の記載を見る。枚数だけでは測れない
  • 本数は多いほど良いわけではない。見積もりは「単価×本数+そのほかの費用」に分けて見る
  • カウンセリングには、気になる写真・施術の記録・薬の情報・予定・質問のメモを持っていく
  • 当院は、医師がカウンセリングを行い、1本30,000円(モニター25,000円・税込)、麻酔代は無料、術後はLINEで相談できる

効果や経過には個人差があります。アルモナクリニック(東京・市ヶ谷)では、医師がたるみの状態を確かめ、糸が合うのか、何本が必要なのか、あるいは当院の治療では足りないのかを、そのままお伝えしています。この記事の7つの質問を、どうぞそのまま持ってきてください。不安な点は、遠慮なく聞いていただければと思います。納得いくまで、何度でもご質問ください。

糸リフトの関連コラム:糸リフトの痛みはいつまで?/ボコボコ・ひきつれはいつまで?/糸リフト後の過ごし方/糸リフトは何歳から?/糸リフトをやめるとどうなる?

糸リフトの悩み別コラム:糸リフトは効果ない?後悔する?/フェイスライン・マリオネットライン/二重あごに糸リフトは効く?/切るフェイスリフトとの違い/ボトックス・ヒアルロン酸との組み合わせ/メンズの糸リフト

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未承認医療機器に関するお知らせ

未承認医療機器であること:当院で使用する糸リフト用の糸は、医薬品医療機器等法上の承認を受けていない医療機器です。

入手経路:医師の判断のもと、国内の販売代理店を通じて個人輸入により入手しています。

国内の承認医療機器等の有無:当院が確認した範囲において、同一の性能を有する国内で承認された医療機器はありません。

諸外国における安全性等に係る情報:現時点で、重大な副作用の報告は把握していません。

医薬品副作用被害救済制度:万が一重篤な健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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