糸リフトは効果ない?後悔する?「意味がなかった」と感じる理由と、効果を実感するための選び方を医師が解説

「糸リフトって、結局すぐ戻るんですよね? 意味がないって書いてあるのを見てしまって」
「友人が受けたけど、あまり変わらなかった、やらなきゃよかったと言っていて……」
「お金をかけて後悔するのがいちばん怖いんです」
糸リフトのカウンセリングでは、こうした言葉を本当によく耳にします。検索欄に「糸リフト」と入れると、「効果ない」「後悔」といった言葉が並ぶ。不安になるのは自然なことです。
先に結論をお伝えします。「効果がない」と感じる理由の多くは、糸そのものより、本数・入れる場所・期待とのずれ・判断する時期・たるみの程度の見立てにあります。糸リフトは直後から引き上がりを感じやすい施術で、引き上げに加えて、肌のハリ(美肌)とたるみ予防という3つの効果が期待できます。そして当院の院長は、たるみを感じる前から始め、定期的に続けることをすすめています。
アルモナクリニック(東京・市ヶ谷)の医師が、「効果ない」「後悔した」と感じやすい理由を一つずつ分け、それぞれをどう防ぐかをお話しします。なお、当院の糸リフトで使う糸は、国内では未承認の医療機器です(詳しくは記事の最後に記載しています)。
- 糸リフトに期待できる3つの効果と、それぞれの目安
- 「効果ない」「意味ない」「後悔」と感じやすい7つの理由と、その防ぎ方
- 効果を感じる時期の流れ(直後・腫れが引くころ・1か月・半年〜1年)
- 満足度を調べた研究で、わかっていること
- 効果を実感するための当院の考え方と、料金・セット
- 後悔しないために、受ける前に確認したいこと
糸リフトは本当に効果ない?まず知っておきたい「3つの効果」
糸リフトは、返し(コグ:バラの棘のような小さな突起)のついた溶ける糸を皮下脂肪層に入れ、下がった組織を物理的に引き上げる施術です。当院の「アルモナリフト」では、PCLとPLAを合わせた新しい素材(New PCL)の溶ける糸を使い、もみあげの後ろあたりから糸を入れます。傷は目立ちにくく、所要時間は約20分。
「効果ない」という言葉を考える前に、糸リフトが何をする施術なのかを整理しておきます。当院の同意書では、効果を次の3つに分けて説明しています。
| 効果 | どんな変化か | 目安(同意書) |
|---|---|---|
| リフトアップ効果 | 下がった頬やフェイスラインを、糸の返しで引き上げる。直後から感じやすい | 半年〜1年程度 |
| 美肌効果 | 糸の周りでコラーゲンが増え、肌のハリにつながる | 1年程度 |
| たるみ予防効果 | 糸の通り道にできる新しい支えが、たるみにくい土台になる | 1年半〜2年半程度 |
いずれも「期待できる」目安で、感じ方や持続には個人差があります。持続のしくみや糸が溶けたあとの経過は、糸リフトの効果はいつまで続く?で詳しくお話ししました。
ここで押さえておきたいのは、糸リフトの効果は「引き上げ」だけではないということ。引き上げは鏡ですぐにわかります。一方、肌のハリやたるみ予防は、時間をかけてじわじわと表れるもの。引き上げだけを物差しにすると、半年〜1年で「戻った=効果がなかった」と受け取ってしまいやすくなります。
医師としての判断を1つ。「効果ない」と感じている方のお話を伺うと、多くは糸が働かなかったのではなく、どの効果を、いつ、何と比べて見ていたのかがずれていた、というケースです。受ける前に「どの効果を、どのくらいの時期に期待するのか」を医師と言葉にしておく。それだけで、受けたあとの納得感は大きく変わります。
アルモナクリニック(東京都 市ヶ谷)は「切らない美容医療」の専門院です。
・元に戻せないのは不安・・・
・ダウンタイムが怖い・・・
・周りにバレたくない・・・
など、メスを使った施術に不安感があり、もっと気軽に美容医療を試したい方に多く選ばれております。症例豊富な医師が、無料カウンセリングから当日の施術まで担当し、あなたのご不安やお悩みを丁寧にお伺いいたします。
「効果ない・意味ない・後悔」と感じる7つの理由と、防ぎ方
「効果がなかった」「やらなきゃよかった」と感じる理由は、大きく7つに分けられます。どれも、受ける前の確認で防ぎやすいものです。まず全体を一覧にしました。

1. 本数を減らしすぎた
糸は、1本1本が組織を支える「柱」のような役割をします。費用を抑えようと本数を減らしすぎると、支える力が足りず、引き上がりを感じにくくなる。これが、もっともよくある理由の1つです。
防ぎ方:当院では、最低でも左右3本ずつからご案内しています。引き上げたい部位に応じて、左右6本ずつくらいまで増やすのが一般的です。本数は多ければよいわけでもなく、最終的には診察で医師が決めます。
2. 入れる場所と、目指すゴールがずれていた
糸は、通したラインに沿って組織を引き上げます。フェイスラインを狙って入れた糸は、ほうれい線の上の頬にはあまり働きません。「フェイスラインはすっきりしたのに、気になっていた口元は変わらない」。こうしたずれは、入れる場所と本人のゴールが共有されていないときに起こります。
防ぎ方:鏡の前で、気になる部分を手で軽く引き上げ、「このくらい」とイメージを医師と共有すること。当院の本数の目安は、フェイスライン・頬、ほうれい線、マリオネットラインがそれぞれ左右3本ずつ、あご下・首が左右2本ずつです。
3. 腫れやひきつれの時期に判断した
術後しばらくは、腫れやつっぱりで顔の形が一時的に変わって見えます。腫れが引いていく過程で「引き上がった分が戻ってきた」「すぐ戻る」と感じる方もいます。反対に、ひきつれやしわ寄りが気になって「失敗したのでは」と不安になることも。
防ぎ方:仕上がりの判断は、なじむ1か月ほどを過ぎてから。腫れ・内出血は出ない方も多く、出た場合も2〜7日ほど。ひきつれ・つっぱり・一時的なしわ寄りは1か月ほどでなじんでいきます。経過の詳細は糸リフトのダウンタイムと失敗・後悔を避けるポイントにまとめました。
4. ほうれい線の「溝」が深かった
ほうれい線には、頬がかぶさって深く見える「たるみ」によるものと、線に沿って溝そのものが刻まれているものがあります。糸が得意なのは前者。溝が深い場合は、頬を引き上げても細い線が残り、「ほうれい線には効果がなかった」と感じやすくなります。
防ぎ方:糸で頬の位置を戻し、残る溝はヒアルロン酸で内側から持ち上げる。この組み合わせを、当院では「ほうれい線強力改善セット」(アルモナリフト6本+ほうれい線ヒアルロン酸)としてご用意しています。糸リフトとヒアルロン酸は同じ日に受けられます。見分け方は糸リフトはほうれい線に効く?で詳しくお話ししています。
5. たるみが糸で支えられる範囲より重かった
皮膚や脂肪の重みが大きいと、糸の引き上げる力だけでは満足できる変化が出にくいことがあります。この場合、糸が悪かったのではなく、たるみの程度に対して方法が合っていなかったと考えられます。
防ぎ方:たるみが重い方には、皮膚を切るフェイスリフトのほうが向いています。当院では切るフェイスリフトは行っていないため、診察でそう判断したときは、その見立てをそのままお伝えします。どちらが合うのかを、受ける前に知っておけることが大切です。
6. 気になっていたのが「肌のゆるみ」だった
位置は下がっていないけれど、肌が薄くなった、ハリがなくなった。こうした「肌のゆるみ」が主な悩みのとき、引き上げだけでは物足りなさが残ることがあります。
防ぎ方:熱で肌を引き締めるサーマジェンとの併用は、院長のおすすめの組み合わせです。サーマジェンを先に受けた場合はそのまま糸リフトに進めます。糸リフトを先に受けた場合は、1か月以上あけてからサーマジェンを行います。違いは糸リフトとハイフ・サーマジェンの違いをご覧ください。
7. 1回で終わりにして、「すぐ戻った」と感じた
糸は時間とともに溶けていきます。リフトアップ効果の目安は半年〜1年程度。続けずにいると、引き上げた位置は少しずつ元に近づきます。これを「すぐ戻った」「意味がなかった」と受け取る方は少なくありません。
防ぎ方:糸リフトは、1回で完成させるものではなく、1〜2年ごとに続けていく施術と考えてください。同じ部位は3か月以上あけます。やめた場合の経過は効果の持続と本数の記事でも触れています。
医師としての判断を1つ。7つのうち、受けたあとでしか気づけないものはほとんどありません。本数、場所、時期、溝、たるみの重さ、肌の状態、続け方。カウンセリングでこの7つを一つずつ確かめておけば、「後悔」の多くは受ける前に防げると考えています。
効果を感じる時期の流れ|直後・腫れが引くころ・1か月・半年〜1年
「いつ見れば、本当の効果がわかるのか」。ここを知っておくと、途中で不安になりにくくなります。時期ごとの目安をまとめました。

| 時期 | 見え方・感じ方の目安 | この時期のポイント |
|---|---|---|
| 直後 | 引き上がりを感じやすい | 腫れも重なるので、まだ「仕上がり」ではない |
| 2〜7日ごろ | 腫れ・内出血が出た方は、このころまでに引いていく。痛みは1週間ほどでピークは3日目ごろ | 腫れが引くと「少し戻った」と感じることも |
| 1か月ごろ | ひきつれ・つっぱり・一時的なしわ寄りがなじむ | 効果を判断する目安の時期 |
| 半年〜1年 | リフトアップ効果の目安。美肌効果は1年程度、予防効果は1年半〜2年半程度 | 次の施術(1〜2年ごと)を考える時期 |
いずれも目安で、経過や感じ方には個人差があります。直後にはっきり引き上がって見えるのに、数日たつと「戻った気がする」。これは腫れが引いていく過程で起こりやすい感じ方です。1か月ほどたってなじんだ状態が、その時点の仕上がりと考えてください。
もう1つおすすめしたいのが、施術前の写真を撮っておくこと。正面と斜め、同じ明るさ・同じ角度で撮っておくと、1か月後に見比べたときの変化がわかりやすくなります。毎日鏡を見ていると、少しずつの変化には気づきにくいものです。
医師としての判断を1つ。術後1〜2週間の「戻った気がする」は、ほとんどが腫れの引きによるものです。この時期の見え方だけで「効果がなかった」と決めてしまうのは、もったいない。気になる点があれば、LINEで写真を送っていただければ、経過として問題がないかを確認できます。
研究で見る糸リフトの満足度|「効果ない」は昔の話?
「糸リフトは効果がない」という評判の一部は、いまとは違う糸を使っていた時代の話から来ています。研究を時代ごとに見ると、それがよくわかります。いずれも当院の糸そのものを調べた研究ではありません。
- 昔の「溶けない・返しつきの糸」の時代:その時代の報告(Rachel 2010)では、29人のうち有害事象が69%、早期の後戻りが45%とされました。いまの溶ける糸とは、別の時代の話です
- 26の研究をまとめた報告(Niu 2021):満足度は施術直後で98%、6か月で88%。時間とともに実感は落ち着くものの、多くの方が満足していました。溶ける糸は溶けない糸より、感覚の異常や糸の露出が少ないことも示されています
- PCLの糸を調べた研究(Ziade 2021):6か月・12か月の満足度が、治療前より有意に改善していました
一方で、引き上げの持続について厳しい見方をする報告もあります。だからこそ当院は、引き上げの年数を言い切らず、同意書の目安(半年〜1年程度)でお伝えしています。糸の種類や素材の違いは糸リフトとは?糸の種類でまとめています。
医師としての判断を1つ。Niu 2021の「直後98%→6か月88%」という数字は、糸リフトの性質をよく表しています。直後の満足度は高く、時間とともに落ち着く。だから「続ける」ことに意味がある。院長が定期的に続けることをすすめているのも、この性質をふまえたものです。
効果を実感するために、当院が大切にしていること
ここからは、「効果ない」「後悔」を防ぐために、当院(アルモナクリニック)が実際にしていることです。
- 本数は最低でも左右3本ずつから:支える力が足りない本数は、はじめからご提案しません。左右3本ずつ〜左右6本ずつが一般的です
- デザインの段階で左右差を確認:もともとの左右差を一緒に見て、どちらをどのくらい引き上げるかを決めます
- カウンセリングと施術は同じ医師:カウンセリングは医師が行い、その医師がそのまま施術を担当します。担当は院長・梅木医師・山本医師です
- 痛みへの配慮:笑気麻酔と局所麻酔の併用が基本で、麻酔代は無料。麻酔のしかた、糸の入れ方、針の選び方を工夫して、痛みを抑えています。術後の痛み止めも処方しています
- 術後はLINEで相談できる:「これは経過として普通?」という小さな不安も、写真を送って相談できます
- 悩みに合わせた組み合わせ:溝にはヒアルロン酸、肌のゆるみにはサーマジェン、エラの張りにはエラボトックス。糸だけでは届きにくい部分を補います
そして、院長の考えをお伝えします。院長は、たるんでいると感じていなくても、糸リフトは受けたほうが良いと考えています。糸の周りでコラーゲンやエラスチンが増え、糸が溶けたあとも、糸の通り道に新しい支えが残る。その積み重ねが、たるみ予防と肌のハリにつながる、という考えです。
溶ける糸を入れた人の皮膚を調べた研究(Goldberg 2020)では、コラーゲンの沈着が90日で見られ、180日・270日で治療前より有意に増えていました。ただし、続けることでたるみが予防できるかを、人で直接確かめた研究はまだ見つかっていません。たるみ予防については、こうした仕組みと日々の診療での実感にもとづく院長の考えとしてお読みください。
医師としての判断を1つ。たるみがはっきりしてから始めると、どうしても「どれだけ戻せたか」で効果を測ることになります。たるみを感じる前から始め、1〜2年ごとに続けていく。「戻す」より「保つ」ほうが、糸リフトの3つの効果を実感しやすいと、私たちは考えています。
当院の糸リフト(アルモナリフト)|料金・本数・セット
当院の糸リフトは、公的医療保険が使えない自由診療です。料金はすべて税込で、麻酔代などの追加費用はかかりません。費用は「本数×単価」で計算します。
| 内容 | 通常価格 | モニター価格 |
|---|---|---|
| アルモナリフト 1本 | 30,000円 | 25,000円 |
| 左右3本ずつ(計6本) | 180,000円 | 150,000円 |
| 左右6本ずつ(計12本) | 360,000円 | 300,000円 |
| ほうれい線強力改善セット(アルモナリフト6本+ほうれい線ヒアルロン酸) | 198,000円(通常計249,800円) | 168,000円 |
| 小顔美人セット(アルモナリフト6本+エラボトックス〔韓国製〕/執刀:梅木医師) | 188,000円(通常計208,000円) | 160,000円 |
そのほかのセットはお得なセットのページでご確認いただけます(料金は2026年10月時点)。
- 本数の目安:フェイスライン・頬、ほうれい線、マリオネットラインは各左右3本ずつ。あご下・首は左右2本ずつ。最終的には診察で医師が決めます
- 麻酔:笑気麻酔と局所麻酔の併用が基本(無料)
- 所要時間:約20分
- 担当医:院長・梅木医師・山本医師
- 術後:LINEで相談できます
医師としての判断を1つ。ほうれい線の溝もあわせて気になる方には、糸の単品よりセットで考えるほうが、満足につながりやすいと感じています。頬の位置と溝を一度に整えられるので、「引き上がったのに線が残った」というずれが起きにくいからです。モニター価格の条件は、カウンセリングでおたずねください。
アルモナクリニックの糸リフト症例写真
当院で糸リフト(アルモナリフト)を受けた方の症例です。施術の内容・料金・主なリスクは、それぞれの写真の下にも記載しています。
症例1|ほうれい線・フェイスライン(術後1か月)

施術名:アルモナリフト(糸リフト)+ヒアルロン酸/写真:上が術前、下が術後1か月(メイク有)/施術の説明:医療用の溶ける糸でたるみを改善するリフトアップ治療です。/副作用(リスク):痛み・内出血・腫れ・アレルギー・感染・異物感・ひきつれ・凸凹等/価格:[極細針・麻酔・処方薬すべて込み]1本25,000円〜30,000円(税込)
症例2|頬のたるみ・ほうれい線(術後1か月)

施術名:アルモナリフト(糸リフト)+ヒアルロン酸2本/写真:上が術前、下が術後1か月/施術の説明:医療用の溶ける糸でたるみを改善するリフトアップ治療です。/副作用(リスク):痛み・内出血・腫れ・アレルギー・感染・異物感・ひきつれ・凸凹等/価格:[極細針・麻酔・処方薬すべて込み]1本25,000円〜30,000円(税込)
症例3|ほうれい線(糸リフトとヒアルロン酸のセット・術後1か月)

施術名:ほうれい線強力改善セット(アルモナリフト・ヒアルロン酸)/写真:上が施術前、下が施術後1か月/施術の説明:医療用の溶ける糸とヒアルロン酸を使用して、ほうれい線を薄くする治療です。/副作用(リスク):痛み・腫れ・内出血・違和感・感染・アレルギー・血管塞栓等/価格:[極細針・麻酔・技術料すべて込み]168,000円〜198,000円(税込)
ほかの症例は糸リフト(アルモナリフト)の症例写真のページにまとめています。
※いずれも公的医療保険が使えない自由診療です。効果や経過には個人差があります。必要な本数や組み合わせは、診察で医師がご提案します。
後悔しないために、受ける前に確認したいこと
「やらなきゃよかった」を防ぐために、カウンセリングで確認しておきたいことをチェックリストにしました。スマートフォンに保存して、そのままお持ちください。

- 自分のたるみは、糸で引き上げられる程度か(重い場合は、切るフェイスリフトが向くこともある)
- どこに、何本入れるのか。本数は左右3本ずつ以上か
- どこが、どのくらい変わればよいか。ゴールを医師と共有できたか
- ほうれい線の溝や肌のゆるみに、組み合わせが必要か
- もともとの左右差を、施術前に一緒に確認したか
- 効果を判断する時期(1か月ほど)と、次の施術の目安(1〜2年ごと)を知っているか
- 総額(本数×単価)と、追加費用の有無
- 術後に困ったとき、どこに・どう相談すればよいか
また、局所に感染がある方、ケロイド体質の方、同じ部位への施術から3か月たっていない方、抗凝固薬・ステロイド・精神系の薬を服用中の方、重い病気のある方、妊娠中・授乳中・妊娠予定の方は、受けられないか、医師の判断で中止することがあります。服用中の薬は、お薬手帳をお持ちいただくと確認がスムーズです。
医師としての判断を1つ。チェックリストの中で特に大事なのは、「どこが、どのくらい変わればよいか」を言葉にすることです。ここが共有できていれば、本数も組み合わせも自然に決まります。うまく言葉にできなくても大丈夫。気になる写真や、鏡の前で手で引き上げたときの感覚を、そのまま伝えてください。
糸リフトのリスク・副作用
効果を正しく感じるためにも、起こりうることを知っておいてください。多くは一時的なものです。
- 腫れ・内出血:出ない方も多く、出た場合は2〜7日ほど。メイクやマスクで隠せる程度のことが多い
- 痛み:1週間ほど、ピークは術後3日ごろ。痛み止めを処方しています。痛みをゼロにできるとはお約束できませんが、抑える工夫をしています
- ひきつれ・つっぱり・一時的なしわ寄り:1か月ほどでなじむ
- まれに起こること:ひきつれ、凸凹感、左右差、血腫、感染、アレルギー
- とてもまれに起こること:耳下腺損傷、神経損傷、血流障害
59論文・14,222人をまとめた報告(Pham 2021)では、重い合併症はまれで、ほとんどは一時的で自然におさまるとされています。効果や経過には個人差があります。強い痛みや、内出血がひどいときは、すぐにご連絡ください。トラブルが起きたときの対応は、診察で判断します。
医師としての判断を1つ。「これは様子を見ていいのかな」と迷ったら、その時点で相談していただくのがいちばんです。多くは経過として問題のないもので、確認できれば安心して過ごせます。術後のLINE相談は、そのためにあります。
糸リフトの効果・後悔についてよくある質問
- 糸リフトは効果ない、意味ないというのは本当ですか?
-
糸リフトは直後から引き上がりを感じやすい施術で、引き上げ・美肌・たるみ予防の3つの効果が期待できます。「効果がない」と感じる理由の多くは、本数・入れる場所・期待とのずれ・判断する時期・たるみの程度の見立てによるものです。効果の感じ方には個人差があります。
- 糸リフトはすぐ戻るのですか?
-
術後1〜2週間に「戻った」と感じるのは、多くが腫れの引きによるものです。仕上がりの判断は、なじむ1か月ほどを過ぎてからが目安。リフトアップ効果の目安は半年〜1年程度(当院の同意書)で、1〜2年ごとに続けていくことをおすすめしています。
- 効果を実感するには、何本くらい必要ですか?
-
当院では最低でも左右3本ずつからご案内し、引き上げたい部位に応じて左右6本ずつくらいまで増やすのが一般的です。1本30,000円(モニター25,000円・税込)なので、左右3本ずつで180,000円(モニター150,000円)が目安です。実際の本数は診察で医師が決めます。
- ほうれい線が糸リフトで変わらなかったら、どうすればよいですか?
-
ほうれい線の溝が深い場合は、頬を引き上げても細い線が残ることがあります。糸で頬の位置を戻し、溝はヒアルロン酸で持ち上げる組み合わせが向いています。当院では「ほうれい線強力改善セット」(アルモナリフト6本+ほうれい線ヒアルロン酸、198,000円・モニター168,000円・税込)をご用意しています。
- たるみがまだ気にならなくても、糸リフトを受ける意味はありますか?
-
院長は、たるみを感じる前から始め、定期的に続けることをすすめています。糸の周りでコラーゲンが増えることは人の皮膚の研究でも報告されており、その仕組みと日々の診療での実感から、たるみ予防と肌のハリにつながると考えています(予防を人で直接確かめた研究はまだありません)。
まとめ|「効果ない」の多くは、受ける前の確認で防げる
- 糸リフトには、引き上げ(半年〜1年程度)・美肌(1年程度)・たるみ予防(1年半〜2年半程度)の3つの効果が期待できる
- 「効果ない」と感じる理由は、本数・場所とゴール・判断の時期・ほうれい線の溝・たるみの重さ・肌のゆるみ・続け方の7つ
- 仕上がりの判断は1か月ほどたってから。術後1〜2週間の「戻った」は腫れの引きによることが多い
- 研究では満足度が直後98%・6か月88%(Niu 2021)。昔の溶けない糸の報告は別の時代の話
- 当院は最低でも左右3本ずつ、デザインで左右差を確認、カウンセリングと施術は同じ医師、術後はLINEで相談可
- 院長は、たるみを感じる前から始め、1〜2年ごとに続けることをすすめている
「糸リフトは効果ない」という言葉の裏には、たいてい理由があります。理由がわかれば、防ぎ方も見えてくる。アルモナクリニック(東京・市ヶ谷)では、医師がたるみの状態と、どこをどのくらい変えたいかを確かめ、本数と組み合わせをご提案します。効果や経過には個人差がありますが、受ける前に確かめられることは、すべて確かめてから施術に進みます。「後悔したくない」というお気持ちのまま、どうぞご相談ください。
糸リフトの関連コラム:フェイスライン・マリオネットライン/二重あごに糸リフトは効く?/切るフェイスリフトとの違い/ボトックス・ヒアルロン酸との組み合わせ/糸リフトの症例写真/メンズの糸リフト
関連記事:糸リフト(アルモナリフト)の施術ページ/糸リフトのダウンタイムと失敗・後悔を避けるポイント/糸リフトの効果の持続と本数/糸リフトはほうれい線に効く?/糸リフトとハイフ・サーマジェンの違い
未承認医療機器に関するお知らせ
未承認医療機器であること:当院で使用する糸リフト用の糸は、医薬品医療機器等法上の承認を受けていない医療機器です。
入手経路:医師の判断のもと、国内の販売代理店を通じて個人輸入により入手しています。
国内の承認医療機器等の有無:当院が確認した範囲において、同一の性能を有する国内で承認された医療機器はありません。
諸外国における安全性等に係る情報:現時点で、重大な副作用の報告は把握していません。
医薬品副作用被害救済制度:万が一重篤な健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
未承認医薬品等に関するお知らせ(韓国製ボツリヌストキシン製剤)
未承認医薬品であること:当院で使用する韓国製ボツリヌストキシン製剤「NABOTA(ナボタ)」は、日本国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていない医薬品です。
入手経路:医師の判断のもと、医薬品医療機器等法に基づく手続き(薬監証明)を経て、個人輸入により入手しています。
国内の承認医薬品等の有無:同一の有効成分(A型ボツリヌス毒素)を含む国内承認医薬品として「ボトックスビスタ®」(アラガン社)があります。当院でも取り扱っております。なお、ボトックスビスタ®は2026年8月の添付文書改訂により、「65歳未満の成人における咬筋膨隆」が効能・効果に追加されました。ボトックスビスタ®でエラ(咬筋)に注射する場合は、承認された効能・効果に基づく使用となります。当院で使用するNABOTAは国内未承認製剤であり、これには含まれません。
諸外国における安全性等に係る情報:NABOTAは韓国食品医薬品安全処(MFDS)および米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けており、米国では「Jeuveau®」の販売名で流通しています。ボツリヌス毒素製剤に共通する注意として、注射部位から離れた部位へ作用が広がり、嚥下障害や呼吸困難等が生じたとの報告があります。
医薬品副作用被害救済制度:個人輸入により入手した医薬品は、日本国内の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

